院長の健康まめ知識

2018年4月10日 火曜日

定番の点滴マイヤーズカクテル!バランスの良さが人気の秘密

吉野です。こんにちは。相変わらず寒暖の差が激しいですね。体調管理や服装選びがとても難しい、と感じています。皆さんは如何お過ごしでしょうか。

お気づきの方もいらっしゃるかと思いますが、このブログの書き方を、3月の中頃から少し変えました。一つの段落の行数を減らし、また段落と段落の間に一行の空欄を挟むようにしました。そうする事によって「見やすい」ブログを目指す事にしたのです。

それまでは、一段の行数が比較的長く、また2段か3段分を一塊にして空欄を挟みませんでした。それは、長文の傾向がある私のブログを、一定の空間に収めるためには、より圧縮した方が体裁を保てる、という意識があったためです。

しかし一方で、文章が長くて読みづらい、という声が多いのも事実です。特に最近は、文章の「読みやすさ」が重視されるようになってきました。そこで内容のレベルは変えずに、少しコンパクトで読みやすい文章を目指す事にしました。


さて本文に入ります。3月14日のブログでは、いわゆる「ニンニク注射」の内容、および独特の匂いの原因に関して説明し、さらに蒲田よしのクリニックに於いて人気のある「スーパーにんにく注射」、およびその上級バージョンである「パワーアップ点滴」と「ビューティー点滴」について解説しました。

これら3種の注射・点滴は、ビタミンB群とビタミンCが主成分であり、それに疲労回復成分や美肌成分を付加する事により、素早い効果を発揮しています。
また匂いについては仮説ながら、すでに摂取したニンニクやネギなどに含まれる硫黄成分が、注射で体内に入ったビタミンB1と結びつき、特有の匂いを感じさせていると説明されています。

蒲田よしのクリニックに於いては、点滴を受ける方の3割から4割くらいが、この「ニンニク注射グループ」の中から点滴の種類を選びます。
とりわけ人気なのがパワーアップ点滴とビューティー点滴で、当初はスーパーにんにく注射から始めた方の多くも、パワーアップかビューティーのファンとして定着します。

実はこのグループに勝るとも劣らない、評価の高い点滴のグループが存在します。それは「マイヤーズカクテル」のグループです。やはり3割から4割くらいの方が、このグループの中から点滴を選択します。
マイヤーズカクテルを実施しているクリニックは意外と少ないため、驚くほど遠方から受けに来られる方も少なくありません。私のクリニックでは、最も定着率の高い点滴グループとして、存在感を示しています。

マイヤーズカクテルの「マイヤーズ」とは、創始者である医師の名前です。マイヤーズ医師は米国メリーランド州でクリニックを開業していましたが、慢性疲労など様々な体調不良や病気の方に対し、ビタミンやミネラルの点滴を行なう事でたいへん評判でした。

ところがそのマイヤーズ医師が1984年に亡くなると、困った患者さん達は代わりの医師を懸命に探しました。その中の一人にペンシルベニア州のアラン・ガビー医師がいましたが、ホリスティック医学を手掛けるガビー医師は、患者さんの話を聞いて直ぐに関心を持ち、点滴の研究に取り組みました。

ガビー医師らの研究により、現代医学のエビデンスに合わせてマイヤーズ医師の点滴を再現し、「マイヤーズカクテル」と命名しました。ガビー医師は10年あまりで1000人以上の患者に15000件にも上るマイヤーズカクテルを実施し、多くの方々を体調不良から救いました。

ガビー医師から指導を受けた全米の医師がマイヤーズカクテルの研究と普及に努め、近年では10000万人を超える医師が、日々の診療でマイヤーズカクテルを活用しています。今や自然医療の中で、定番の点滴の一つと位置付けられているのです。

日本に於いては「点滴療法研究会」が、会長の柳沢厚生医師らを中心に、啓蒙活動と普及に努めています。日本における普及はまさにこれからといった状況で、ようやく数百件のクリニックで導入されているに過ぎません。

マイヤーズカクテルの特徴の一つに、その「バランスの良さ」が挙げられます。およそ栄養はバランスが大切ですが、マイヤーズカクテルに含まれるビタミンB群の構成は、研究と改良の結果、まさに絶妙のバランスとなっているのです。一方でカルシウムとマグネシウムも含まれていますが、その比率も理想的です。

そのようなバランスの良さのため、マイヤーズカクテルを受けた方からも、「クセがなく、まろやかな点滴」とか「ソフトでバランスの良い点滴」などと評価する声が多く聞かれます。

さてそのようにバランスの良いマイヤーズカクテルですが、実際にどのような疾患や体調不良に効果を発揮するのでしょうか。
これに関しては後日ご説明しますが、驚くほど多くの疾患や体調不良を改善させる力を持っているのです・・(続く)

投稿者 蒲田よしのクリニック | 記事URL

2018年4月 6日 金曜日

乳酸菌で花粉症をブッ飛ばせ!アレルギーのカギ握る腸内環境

吉野です。こんにちは。4月に入り新年度を迎えました。新しい職場や学校で意気込んでいる方も多い事でしょうし、異動はなくとも新しい仲間を迎え、環境の変化を実感している方も少なくないかと思います。

自身も仲間も環境も、何も変わらないという方であっても、4月の新年度というのは、何かと気ぜわしい時期ではないでしょうか。今年の場合、各種の値上げなどもあり、ストレスのかかりやすい新年度入りとなっています。

3日前のニュースで「春バテ」という用語が登場していましたが、それを解説していたのが私の知り合いの医師だったので、二度も驚いてしまいました。用語としては初耳でしたが、解説を聞いて「なるほど」と合点がいきました。

以前から「夏バテ」は広く知られていますが、近年「秋バテ」という言葉も広まりつつあります。ごく簡単に言うと、夏バテは猛暑に伴う体調不良、秋バテは残暑と秋口の変わりやすい天候に伴う体調不良と言えます。それでは「春バテ」の原因は何でしょうか。

典型的な春バテには、二つの原因があるようです。一つ目は「変わりやすい天候」ですが、これは秋バテと相通じる特徴です。天候が猫の目のように変わりやすく、寒暖の差が激しい春先の気候を反映し、体調も不安定となりやすいのです。

もう一つの原因として、冒頭の様な「環境の変化」が挙げられます。就職や進学、転勤など自分自身の異動はもとより、周囲の人的な環境の変化は、心身にストレスとなりやすく、天候の変化と相まって、健康の不安定要因となりやすいのです。


さて本題に入ります。春バテとともに、相変わらず「花粉症」が大流行りとなっています。今年はスギなどの花粉の飛散開始が例年より早く、またその量もかなり多い模様です。

花粉症の治療で来院された方々に聞いても、皆さん口々に「今年は花粉が多い」とか「今年の花粉症はいつもよりひどい」などと話されます。どうやら今年は花粉症の「当たり年」だった模様です。

ところで今年の花粉症は、いつまで続くのでしょうか。例年、桜が開花する前後の時期に、スギからヒノキに花粉の「主役」が入れ替わります。スギもヒノキもアレルギーの症状は同じなので、はっきり主役が入れ替わった、という実感はないのが普通です。

確実な予想は出来ませんが、例年通り5月の連休前後までは続く、と見た方が良いでしょう。飛び始めが早かった分、飛び終わりも早いと期待したくなりますが、量がとても多いため、かなりの長期間に及ぶ恐れもあるのです。


さて3月10日のブログでは、花粉症などのアレルギーを根本から克服するためには、「腸内環境」を整える事が大切である、などとお話しました。

腸には免疫細胞の約7割が集まっており、また夥しい数の腸内細菌が棲息しています。腸内環境を維持、改善させる事が、免疫力を向上させる事などを通して、アレルギーを克服する事に直結するのです。

それでは腸内環境を改善させるためには、どのような取り組みが有効なのでしょうか。最も効果的な方法の一つとして、「乳酸菌」の活用が挙げられます。すなわち、腸内細菌を補強、活性化させる、いわば正攻法としての取り組みです。

現代の文明社会では、アレルギーに悩まされる人が明らかに増加しています。その要因の一つとして、「過剰に清潔な環境」が指摘されています。清潔な環境を求めるのが文明の一つの方向性と言えますが、それでアレルギーが増えたとすれば、皮肉な結果です。

新興国や近代以前の人類、野生動物は「清潔でない環境」に身を置いています。そこでは常に細菌などの病原体に囲まれているため、免疫力が自ずと鍛えられています。つまり免疫細胞と病原体との共存あるいは戦いの中で、生きながらえているのです。

ところが先進国の現代人は、洗剤や保存料、抗生物質などの活用により、とても清潔な環境に暮らしているため、免疫力を鍛える機会が減ってしまいました。そのため行き場を失った免疫が、体内でアレルギーという「反乱」を起こしてしまうのです。

それならば我々現代人は、野生動物や近代以前の人類を見習って、清潔でない環境に身を置くのが良いのでしょうか。しかしそれは無理な話です。我々は清潔な環境に慣れ親しんでおり、今さら不潔な環境に身を置きたいなどとは、とても思えません。

そこで活用したいのが「乳酸菌」です。乳酸菌は腸内細菌叢を構成する主要な細菌の一つであり、多様な働きをしています。その一つが免疫力の調整・強化です。乳酸菌を補強すると免疫力が強化され、風邪などに罹りにくくなり、アレルギーも緩和するのです。

それでは生きた乳酸菌を服用するのが良いのでしょうか。もちろんそれも一つの方法ですが、必ずしも生きた乳酸菌にこだわる必要はありません。乳酸菌の死に菌でも大丈夫です。

乳酸菌の補給で大切なのは、何よりその「量」です。それに関しては後日、詳しく解説します・・(続く)

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