院長の健康まめ知識

2017年6月 6日 火曜日

「暑く長く」なる夏!熱中症&夏バテ急増の真の原因とは?

吉野です。こんにちは。蒸し暑い日が増えてきましたが、皆さんお元気でしょうか。

6月に入り、関東でも梅雨入りが秒読みの段階となってきました。5月末は各地で30℃前後という真夏並みの暑さとなり、早くも夏バテ気味の方が続出していましたが、そのような真夏の「予行演習」も一段落となり、雨雲の発生が盛んになってきました。実際に数日前にも、晴れていたと思ったら急に空が暗くなり、いきなり雷鳴とともに大粒の雨がゴーッと降ってきました。いよいよ日本版「雨季」の始まりが近いようですね。
また雨の日は別にして、日差しがとても強くなっています。真夏を前にして、色よく日焼けしている方も目立ってきました。それと並行して、吹き出物など肌荒れの悩みを抱える方の来院も少なくありません。いうまでもなく6月は最も日が高く上がる月です。日差しも当然強烈になり、気温の上昇と伴に汗の量も増えるため、肌のトラブルが発生しやすくなるのです。

前回のコラムでは、7~8月の本格的な「盛夏」を迎える前のこの時期に、猛暑への対策を取っておいた方が良い、と説明しました。今は暑くなるといっても、せいぜい30℃前後であり、さすがに35℃以上の猛暑日とはなりません。また朝晩は20℃前後またはそれ以下まで冷え込み、熱帯夜ともなりません。すなわち暑さには未だ余裕があり、対策も取りやすいのではないかと思うのです。
梅雨明け後の本格的な暑さを迎えてから暑さ対策を考えても良いのではないか、という見方もありますが、35℃前後の猛暑、夜も25℃以上の熱帯夜となってから取れる対策は限られてきます。猛暑の中でのスポーツというのも危険性があります。従って気候的に余裕のある今のうちに「暑さに強い体」を手に入れておき、いよいよ猛暑となったら熱中症にならないように注意して過ごす、という2段構えの対策が望まれます。

それにしても近年の夏は、暑さの程度が以前よりもたいへん厳しく、なおかつ持続期間がとても長くなってきています。35℃以上の「猛暑日」は、私が子供の頃などは滅多になかったのですが、近年は各地で競うように猛暑日のオンパレードです。年によっては40℃越えの「超猛暑日」も散見するようになりました。夜の暑さもひどいもので、最低気温25℃以上の「熱帯夜」が増え、時には30℃を越えることもあります。
暑さの持続期間もかなり長くなってきています。例えば5月は「初夏」と呼ばれ、カラッと晴れる事が多いのですが、以前ならば気温は20℃台前半に留まることが多かったものです。ところが近年は早くも30℃を超えるまで暑くなる日も散見するようになりました。同様に9月は「初秋」といって、めっきり涼しくなる頃のはずですが、最近はまるで真夏のような暑い日が9月、あるいは10月前半まで延々と続きます。

そのような近年の「非常に暑く長い夏」を反映してか、熱中症や夏バテに陥る人が年々増えてきています。統計的にも熱中症で救急搬送される件数は、年度による変動はあるものの全体として明らかに増加傾向ですし、臨床現場に於ける実感としても、熱中症や夏バテに起因する各種の体調不良に関する診察依頼や健康相談は、年を追うごとに増えてきています。
実際に蒲田よしのクリニックに於いても、とりわけ急に気温が上がった日やその翌日を中心に、「暑くて体がだるい」とか「食欲なくてフラフラする」などと訴えて来院する方が大勢おります。多くの方がプラセンタ注射やマイヤーズカクテルなどのビタミン点滴を受け、人によってはビックリするほどの改善が見られますが、このような体調不良は繰り返しやすく、暑くなるたびに訪れてくる「常連さん」も少なくありません。

さてそのように夏の暑さが過酷となり、また熱中症や夏バテにかかる人が増えている原因としては、何が考えられるでしょうか。よく指摘されるものの一つが地球の「温暖化」です。二酸化炭素(CO2)排泄量の増大などを背景として地球全体の平均気温が上昇しているのは確かで、日本だけでなく世界各地で高温に起因する異常気象や海面上昇、大型台風などによる風水害が発生しています。
都市部を中心とした「ヒートアイランド現象」もこれに拍車をかけています。東京などの都市部に於いては、人口集中やエアコンの普及、自動車など交通の発達、高層ビルの乱立などの要因により、気温の上昇が周辺部に比べ著しくなっています。真夏日の日数は、ここ30年で倍以上となった地域が多数あります。真夏の東京や大阪ではビルからの排熱が街中にあふれ、深呼吸するのも楽ではないほどです。

とはいえ熱中症や夏バテにかかる人が激増しているのは、地球温暖化やヒートアイランド現象による気温の上昇だけでは説明がつかない、というのが現状です。というのは、都市部に負けずに郊外や地方に於いても熱中症や夏バテは多発していますし、猛暑とはいえない5~6月や9~10月にも罹患者が少なくありません。さらに以前は子供や老人が中心だった罹患者が、近年では勤労者などでも明らかに増加しています。
そうだとすると、気温の上昇といった環境要因だけでなく、我々人間の側にも熱中症や夏バテに罹りやすい要因がある、と考えた方が妥当かと思います。すなわち同じ夏の暑さでも、熱中症などに罹りやすくなってしまったのです。実際に高齢者は平気でいる一方で、若者が夏バテで寝込んでいる、などという「逆転現象」も方々で起こっています。なぜ現代人は、暑さに弱くなってしまったのでしょうか。

夏バテになりやすい人を観察していると、幾つかの特徴が見てとれます。それは一つには「低体温」があります・・(続く)

投稿者 蒲田よしのクリニック

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