院長の健康まめ知識

2016年9月 5日 月曜日

汗かいて「秋バテ」撃退!雨がちな初秋を健康に乗り切ろう

院長の吉野です。こんにちは。厳しい残暑と不安定な天候が続いていますが、皆さま如何お過ごしでしょうか。
前回は台風が関東地方を直撃したというお話をしましたが、先週は東北・北海道地方を台風10号が直撃し、甚大な被害をもたらしました。東日本大震災の被災地を含め、風水害や洪水に見舞われた地域の方々に対し、心からお見舞い申し上げます。とりわけグループホームに入所中の方々が大勢なくなられたのは、たいへん痛ましい限りです。

東北地方に台風が「上陸」したのは、実は今回が観測史上初だそうです。私は少し意外に感じました。私は岩手県出身で、山形県に40歳台半ばまで居住していましたが、東北は決して台風と無縁の地域ではありません。戦後まもなく数百人の犠牲者を出す台風が相次いだのをはじめ、しばしば台風の被害を受けてきました。
それでも今回の10号が「初上陸」だったのは、その特異な動きとコースのためです。八丈島近海という異例の高緯度で発生した後に迷走し、一時は大東島付近に停滞していましたが、急に東に向きを変え、関東を迂回する格好で北上し、三陸から岩手県に上陸しました。

そのため非常に強い勢力を保ったまま東北の太平洋側に上陸した事になり、当地としては記録的な雨量および河川の氾濫などの被害をもたらしました。東北や北海道に台風がやって来ることは少なくありませんが、関東や東海、近畿など日本の南岸地方に上陸した後、多少は勢力が減衰した状態で東北・北海道に来襲するのが通例です。
実際に東北や北海道では、九州や四国など南方の地域に比べ、雨量がさほど多くありません。そのため河川敷の広さや堤防の高さなどの設定も、南方よりも低めとなっています。従って、もし何かの原因で「南国並み」の雨量が降った場合には、想定外の甚大な洪水被害となりやすいのです。

それにしても今年の夏は、東日本から北日本にかけて、台風の相次ぐ来襲を始めとして、かなり天候不順な傾向が明らかです。また前述の10号をはじめ、台風の多くが例年と異なり、東日本から北日本を集中的に襲っています。これは一つには、太平洋高気圧の西側への張り出しが、例年より弱い事などが原因として挙げられています。
台風が去った後は「台風一過」の晴れとなることが多く、東京などでも9月に入り、日中は概ね暑くカラッとした晴れの天気となっています。但し暦の上ではすでに初秋であり、朝晩はけっこう涼しくなってきました。いわゆる「夜の秋」です。そのため「夜はぐっすり眠れるようになった」と喜ぶ人も多くなっています。

しかしながら、体調が良い人ばかりではありません。夏の疲れが今になって現れてくる人も多く、実際に蒲田よしのクリニックにも「すごくだるい・・」などといって受診してくる方が後を絶ちません。真夏の猛暑の時期に勝るとも劣らない、体調不良のオンパレードとさえ言えます。
このような体調不良の方は、夏場に限りませんが、マイヤーズカクテルなどのビタミン点滴をよく受けていきます。非常にバランスの良い点滴で即効性があり、しかも平均して1週間前後は効果が持続します。問題はその後ですが、疲れやすい原因を血液検査などで検索し、栄養補給などの治療にじっくりと取り組むことで改善に向かいます。

何かの記事で読んだのですが、このような夏の終わりから初秋の時期にかけての体調不良に関し、「秋バテ」という表現を見つけました。「夏バテ」ならば誰でも知っています。暑さのため食欲が低下し、体のだるさなどに見舞われる体調不良ですが、一方で秋バテは、どのような体調不良をもたらすのでしょうか。またその原因は何でしょうか。
名称はともかく、晩夏から初秋にかけては一般に、体調を崩しやすい時期と昔から言われています。私が研修医だったころ、先輩医師から「9月は体調の悪い人がよく来院する」と告げられ、意外に感じたものです。ところが、その指摘の正しいことが間もなく分かりました。「体がだるい・・」などと訴える人が続々と受診してきたのです。

9月あるいは初秋というのは季節の変わり目、折り返し点です。夏から秋への移行期であるだけでなく、これまで半年間にわたって気温の上昇傾向が続いていたところ、反対に気温が下がり始める時期に当たります。そのため体の営みに様々な面で大きな変化が生じます。その点で初秋は、2月頃の春先と似ている要素があります。
すなわち気温が上がってくる過程では、体に溜まる熱を放散することが再重要な営みの一つですが、初秋以降になると気温は低下傾向に転じるため、今度は逆に熱を体に溜め、また熱を産生しなければなりません。つまり「熱」に関する体の営みが、いわば正反対のベクトルに向かうことになるため、心身にとっては結構なストレスなのです。

そのような変化に伴う心身の変調は、各方面に及びます。例えば花粉症や喘息などのアレルギー疾患は、2月などの春先と並んで、9月を中心とした初秋に増悪しやすい傾向が明らかです。また学生の自殺は9月の新学期に最も多い、という統計があります。また前述したように、秋バテともいわれる体のだるさを訴える方が少なくありません。
一方で9月というのは台風シーズンということもあり、天候がかなり不安定です。台風が接近または上陸すると、雨風はもちろん気圧の急降下により体調が変動しやすくなります。台風以外にも、梅雨と似た「秋雨前線」が列島に停滞し、雨がちな天候となります。そのため湿度も高めで、浮腫みや倦怠感などの体調不良が起きやすいのです。

このような初秋の時期を少しでも健康に過ごす工夫はないものでしょうか。そのカギの一つが、やはり「汗」なのです・・(続く)

投稿者 蒲田よしのクリニック

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