院長の健康まめ知識

2016年3月12日 土曜日

えっ!マーガリンはダメなの?花粉症を招く「アブない油」

院長の吉野です。こんにちは。
風邪やインフルエンザは相変わらず猛威を振るっています。厚労省が先日発表したレポートでは、インフルエンザの発生率がピークを越えた、とされました。皆様の地域ではいかがでしょうか。蒲田よしのクリニックの所在する東京都大田区では、インフルエンザ流行の出だしが遅かった分、今頃になってインフルエンザ患者が次々と来院されていますが、流行の比較的早かった地域では、すでに下火になっている所もあると聞きます。
3月に入り、インフルエンザ感染者数は徐々に減少へ向かっている模様です。ただインフルエンザや風邪の流行というものは、一たん下火になった後でもぶり返すことが少なくありません。寒の戻りや気候の急な変動などによって、にわかに感染者数が再増加することもあるのです。また進学や異動のシーズンであることも考慮し、当面はインフルエンザに引き続き要注意であることに変わりはありません。

風邪やインフルエンザの流行の一方で、花粉症もじわじわと患者数が増えてきています。花粉症はスギやヒノキなどの花粉が原因で、鼻水や鼻づまり、くしゃみ、目の痒みなどを訴えるアレルギー疾患であり、春先の2月から4月にかけて流行します。風邪の流行期と一部重複するため、風邪の症状と区別が難しいケースも少なくありません。例えば鼻水や鼻づまりなどは、風邪でも花粉症でも発生しうる症状です。
今年の冬は正月前後まで暖冬傾向だったこともあり、早くも12月頃から花粉症が小さな流行をみせていました。例年のパターンとは異なり、インフルエンザの本格的な流行が始まる前に、花粉症が流行っていたのです。正月明けから急に寒くなったため、さしもの花粉症も一たん小康状態となり、風邪やインフルエンザが主流となりましたが、寒さがピークを打った今、花粉症が本格的な流行へと向かい始めました。

花粉症の流行の規模は年によって大きな変動があり、一定ではありません。例えば昨夏が暑かった翌年は、花粉量が増加することが多いとされています。また表年とか裏年のような一種のサイクルがあって、花粉量が多かった年の翌年は少なくなり、反対に少なかった年の翌年は多くなる傾向があります。花粉量は前年夏の気温に左右され、また花粉量が多かった年の翌年は、花粉の産生が抑制されるという仕組みがあるのです。
このようなパターンから、昨年は花粉量が少なかった西日本で今年は増加、一方で昨年は結構多かった東日本で今年は昨年並みから若干多め、と予報されています。西日本では急増するとの予報もありますが、少なかった昨年との比較では増えるものの、平年比ではむしろ若干少なめとされています。他方で、昨夏の暑かった東北など北日本では昨年比、平年比ともに増加すると予報されています。

このブログでは1月以来、風邪やインフルエンザ対策に関して様々な視点から記事を書いていますが、これらは実は、いずれも花粉症対策に相通じるものがあります。例えば果物をたくさん食べてビタミンや抗酸化成分をしっかり補給することは、風邪やインフルエンザの予防に役立つと同時に、花粉症などアレルギー対策ともなります。免疫力を充実させ、粘膜の状態を改善させるなどの効果があるためです。
インフルエンザ対策に関してはまだまだ書くべきことがたくさんありますし、インフルエンザの流行も終息した訳ではありません。とはいえ流行のピークが過ぎ、主役が花粉症に移りつつある今、話の中心をインフルエンザから花粉症に移行させることは時宜を得た判断だと考えています。従って今後は、なお流行が続くインフルエンザを視野に入れつつ、花粉症をメインテーマに記事を書き連ねていこうと思います。

前回までの考察で、風邪やインフルエンザにかかった場合にはマイヤーズカクテルなどのビタミン点滴がたいへん有効であること、そして予防のためにはビタミンCやビタミンB群、そして各種の抗酸化成分の補給が大切であること、などをお話しました。それは端的に言うと、ビタミンや抗酸化成分をたっぷり摂取することにより、免疫力や解毒力、代謝が活発になり、風邪やインフルエンザの治癒を促進し、予防に繋がるためです。
一方で各種の食品添加物や質の悪い油などを日常的に摂取することにより、動脈硬化の促進やがんの発症に繋がるばかりではなく、免疫力が低下することによって風邪やインフルエンザに罹りやすくなる、とも説明しました。これは一言でいうと、体を「汚す」ものを体に入れず、体を「きれいにする」ものを体に取り入れる、言い換えると抗酸化力を向上させる、という事に尽きるのです。

では花粉症を予防する、或いは軽症で済まそうとした場合、どのような事に気を付ければ良いのでしょうか。実は上記のような工夫や注意点は、子細な点で相違はあるものの、花粉症などのアレルギー疾患にも概ね共通して当てはまる事なのです。すなわち果物や野菜をたっぷり摂取し、植物油をオメガ6ではなくオメガ3主体にすることは、風邪やインフルエンザ予防ばかりでなく、同時に花粉症を予防することにも直結します。
一方で風邪やインフルエンザに罹った時、マイヤーズカクテルに代表されるビタミン点滴を行なうと、ビックリするほど体調が改善し、治癒も早まることが少なくありませんが、似たような効果は花粉症などアレルギー疾患でもよく目にします。例えば鼻水や鼻づまり、くしゃみなどが止まらなかった人がマイヤーズカクテルを受けている最中に、鼻水などの症状がピタッと止まることが結構多いのです。

前回のブログで、日常的に摂取する油の善し悪しが風邪やインフルエンザに対する免疫力にまで影響する、とお話しました。これも実は、花粉症などのアレルギー疾患にとりわけ当てはまる要素です。例えばオメガ6主体のサラダ油を減らすだけで、アレルギーが改善したという話はよく聞きます。反対にオメガ3である亜麻仁油やエゴマ油をたくさん摂ることはアレルギー抑制に大いに寄与します。
前回のブログの終盤で、「トランス脂肪酸」はさらに悪質であると付け加えましたが、このトランス脂肪酸とはいったい何者でしょうか。これは植物油に水素添加して生じる人工的な油であり、自然界には殆んど存在しません。化学的に安定しているため、当初はプラスチック製造など専ら工業的な目的で作られましたが、20世紀中頃から、一部の食用油に用いられるようになりました。

トランス脂肪酸はアレルギーだけでなく動脈硬化、炎症性疾患、さらにはガンをも誘発するような「危ない油」なのですが、実は我々の周囲の至る所に存在しています。その代表格が、普段よく使っている「マーガリン」です・・(続く)

投稿者 蒲田よしのクリニック

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