院長の健康まめ知識

2015年12月14日 月曜日

薬を飲んでも風邪が治らない・・「風邪薬」の本質&限界とは

院長の吉野です。こんにちは。
今年の冬は、いよいよ暖冬の傾向がはっきりしてきました。先週の金曜日(11日)は東日本および西日本で季節外れの高温となり、また所によっては12月としての記録的な風雨に見舞われました。東京や大阪など各地で20度を上回る陽気となり、三重県などでは何と25度以上の「夏日」となりました。
暖冬の影響は経済にも現れているようです。例年ならばボーナス商戦にも乗って、冬物のコートやブーツが売れる頃なのですが、今年は今のところ売れ行きが悪いそうです。スキー場も全般に雪不足に見舞われており、今シーズンのオープンが遅れているスキー場が少なくありません。またスキー板の売れ行きも振わないそうです。
もっとも暖冬といっても暖かい日ばかりは続きません。暖冬の特徴の一つとして、天候や気温の変動が激しい、ということが挙げられます。前回ご説明したように、暖冬の年は気圧配置が不安定なため天候が変わりやすく、地域によっては雨や雪がむしろ多くなることがあります。また暖気の後に強い寒気がやってくると、一気に気温が下がります。暖かさの後の厳しい寒さは、いっそう体に堪えるものです。

さて暖冬であろうとなかろうと、冬には毎年のように風邪やインフルエンザが大流行します。今年も地域により差はありますが、流行が拡がりつつあるようです。実際に蒲田よしのクリニックでは、発熱や頭痛、咳、鼻水、のどの痛みなど風邪症状を訴えて来院される方が増えてきています。蒲田あたりでインフルエンザの大流行は未だみられませんが、各種の風邪はかなりの程度、蔓延しています。
当院に来られる風邪の患者には、ある特徴があります。普段は健康で、にわかに風邪をひいた方も来られるのですが、意外と多いのは、風邪が長引いて治らない、薬を飲んだが効かない、治ったと思ったらブリ返した、そもそも薬など飲まずに治したい、という要望をお持ちの方々です。すなわち他の医療機関で治療したものの治りが悪い、或いは薬物中心の医療は受けたくない、という志向の方々が少なくないのです。

蒲田よしのクリニックでは、そのような患者さんに対して薬に依存した治療は決して行ないません。場合によっては内服している全ての薬を中止させることさえあります。薬を使うとしたら最低限の漢方薬を中心にした処方として、「免疫力」を向上させるような治療法に取り組みます。具体的には体温および代謝を高め、解毒を促進し、細胞の新陳代謝を活発にさせるような治療法です。
風邪を早く治したいという患者さんの多くが取り組むのが、ビタミンのたっぷり入った点滴です。例えば気軽に受けられる「スーパーニンニク注射」や、風邪の治りを早めてダルさを解消する「マイヤーズカクテル」などが評判です。点滴を受けた方の多くが「だるさがすっかり取れた」と喜び、また実際に多くの場合、風邪の治りも早まります。多量のビタミンB群およびビタミンCが、免疫力を一気に向上させるためです。
また当院に於ける定番の治療法である「ラドン温浴(ホルミシス療法)」は、即効性こそ点滴に譲るものの、免疫力および解毒力を飛躍的に向上させるため、そもそも風邪をひかない体に変化していきます。実際にラドン温浴に定期的に取り組んでいる方々は、殆んど風邪というものをひきません。風邪に限らず様々な疾患や体調不良が回復に向かうため、薬を飲む量も剥がれ落ちるように減っていきます。

さてそのように、風邪がなかなか治らないとか、風邪薬が効かないという現象は、なぜ発生するのでしょうか。言い換えると風邪とは、また風邪薬とは一体何なのでしょうか。風邪はウイルス感染症の一つですが、稀には重症化して命に関わることがあるものの、ほとんどの場合は「自然治癒」します。現に野生動物や原始人類に於いては、風邪をひいても薬など飲まず、多くは自然に治ってしまうものです。
風邪をひくと多くの場合、37~39度くらいの熱が出ます。時には40度以上も出て、うなされることもあります。そこで風邪薬を飲むと、熱が下がって体がとても楽になるものです。それをみて「風邪が治った!」などと、薬のおかげで風邪がよくなった、あるいは治った、と考えてしまいがちです。それでは、薬を飲んで熱が下がることは、風邪が治ったことを意味するのでしょうか。

残念ながら現実には、熱が下がっても風邪が治った訳ではありません。実際に熱が下がった後も、今度は咳や鼻水など他の症状に悩まされながら、風邪が長引いている方が少なくありません。すなわち風邪薬というものは、風邪を治している訳では決してなく、風邪の「症状」を緩和しているに過ぎないのです。
一般的な風邪薬に含まれる成分のうち、例えば鎮痛解熱剤は熱を下げて頭痛などの痛みを和らげ、鎮咳剤は咳を抑制し、抗ヒスタミン剤は鼻水や鼻づまりを緩和します。風邪薬というのは、これら風邪にまつわる諸症状を緩和する成分を配合した薬なのです。そのため風邪薬を飲むと確かに熱が下がり、頭痛が和らぎ、咳が軽減するため、風邪が薬の効能によって改善した、と感じてしまいます。

ところが日常の診療では、風邪薬によって熱が下がった影響で、風邪がかえって長引いてしまう、という現象が頻繁に起きています。実際に、風邪が長引いている、風邪をぶり返す、ということで来院した方から話を聞くと、ほぼ例外なく解熱剤入りの風邪薬を飲んでいることが分かります。
それではどのような理由によって、風邪薬のために風邪が長引いてしまう、などということが起きるのでしょうか・・(続く)

投稿者 蒲田よしのクリニック

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