院長の健康まめ知識

2014年12月18日 木曜日

マスクって本当に効果あるの?風邪&インフルの上手な予防法

(続き)・・今週の日曜日、師走の総選挙が終わりました。結果はともかく、選挙戦を戦った候補者や支援者、選挙管理部門など多くの方々に対して、本当にご苦労様と言いたいものです。選挙は多くの場合、たいへんなパワーを必要とするイベントですが、今回は多くの方々にとって、殊のほか「大変な」選挙だったのではないでしょうか。
というのは、師走という恐らく1年で最も忙しい時期に、しかも急に決まった選挙であり、準備が整わないまま選挙戦に突入した方が多かったのではないでしょうか。さらに例年以上の寒さと大雪に見舞われた地方も多く、投票率にまで少なからず影響した模様です。また風邪が流行っており、ひいてしまった方も多いことでしょう。

実は私自身も週明けはひどい寝不足でした。というのは、テレビの「開票速報」を思わず見入ってしまい、気がついたら未明の2時過ぎだったのです。私は殆んどテレビを見ない人間であり、また政治への関心もごく人並みですが、あの開票速報というのは独特の「ライブ性」によって意外な魔力があるようで、時間を忘れてしまいました。
開票速報を見て不思議に思うのですが、開票開始の午後8時に、待ってましたとばかりに「当選確実」の告知が次々と流れる、という現象があります。これは報道各社が事前の調査や投票所などの出口調査をもとに、当選予想の正確さと速さ競っているのだそうです。ただ時々当確の「誤報」も出て、苦情も多数寄せられているようですが。

さて前回、風邪とインフルエンザの流行が始まっていること、風邪をよくひく人と滅多にひかない人がいること、その差は主として「免疫力」の大小によること、などをお話しました。今回からは、具体的に風邪やインフルエンザをどうやって防ぐか、とりわけ免疫力をどうやって向上させるか、などに関して具体的に説明いたします。
免疫力を左右する要素には様々なものがありますが、主要なものを挙げると、食生活と栄養バランス、体温と代謝の活発さ、抗酸化力と解毒力などがあり、効果的な方法は様々ありますが、先ずは世の中で広まっている一般的な予防方法を例示し、その効果を改めて検証してみることとします。

先ず挙げられるのが「インフルエンザワクチン」です。ワクチンは前シーズンに流行ったインフルエンザのウイルス株をもとに有性鶏卵を用いて作成されますが、インフルエンザウイルスは毎年のように抗原性が変化するため、ワクチンの効果が通常1年しかもちません。しかも変化の仕方によっては、ワクチンがうまく効果を発揮しない場合も少なくないのです。
さらにインフルエンザウイルスは、数十年に1度の割合で、抗原性が大きく変化することがあるので厄介です。すなわち従来のウイルス株同士が鳥や豚の体内でかけ合わされて、「新型ウイルス」が誕生するのです。近年では2009年に「新型(ブタ)インフルエンザ」の発生が記憶に新しいところです。新型ウイルスに対しては、従来のウイルス株をもとに作られたワクチンは全く効果を期待できません。
この新型インフルエンザは例外としても、ワクチンには多少の当たり外れはあるものの、一定の感染予防効果があることは確かです。また感染した場合であっても、重症化を防止する働きもあるとされています。従って他の予防方法と併用することで、補足的にその効果を狙う、というのが正しいスタンスといえます。なお当然ながら、インフルエンザワクチンには通常の風邪を予防する効果は全くありません。

一般の風邪およびインフルエンザを予防する日常の工夫としては、どのようなものがあるでしょうか。先ず挙げられるのは「マスク」です。マスクというのは実は、日本人に特有の習慣だそうです。確かにマスクをしている外国人にはあまりお目にかかりません。その真偽はともかく、マスクには果たして風邪やインフルエンザの予防効果はあるのでしょうか。
様々な感染防御の研究の結果、一般的なマスクには感染予防効果がさほど期待できないことが判明しました。ウイルスのサイズが非常に微細なため、マスクの隙間を簡単にかいくぐってしまうのです。もっとも最近では、めのとても細かい不職布製のマスクが開発され、一定の防御効果があるとされています。従ってマスクはこうした高機能のものを補足的に用いるというのが、より賢い方法と考えられます。
マスクはむしろ、すでに風邪に感染し発症した人が、他の人にうつしてしまうのを防止するのに役立ちます。すなわち風邪をひいた人が咳やくしゃみをする際に、ウイルスを周囲にバラ撒くのをある程度、防いでくれます。風邪やインフルエンザのウイルスは主として唾液や痰などを通して「飛沫感染」するため、マスクでこれらをブロックすることは、効果的な拡散防止の手段となり得るのです。

続いて「うがい」はどうでしょうか。うがいも実は日本人に特有な習慣で、およそ室町時代あたりから普及したとされています。清潔好きな日本人にピッタリな習慣ではありますが、実際にはあまり風邪の予防効果はなさそうです。ただ喉に溜まった痰などを排出したり、喉に潤いを与える効果は間違いなくありますので、他の予防方法を補強するような位置づけで行うのが良いでしょう。
むしろ効果が期待できるのは「手洗い」です。我々の手には想像以上にウイルスが付着しているものです。ドアの取っ手や手すりなどに付着しているウイルスが手について、その手を鼻や口に触れることで感染しやすくなります。我々人間は猫と並んで顔をよく触れる動物ですので、ウイルスを余分に体内に入れないためにも、こまめに手を洗うことが必要です。30秒くらい時間をかけて丁寧に手を洗いましょう。

それでも風邪のウイルスは容赦なく体内に侵入してくるものです。次回は体内に侵入したウイルスを封じ込める「免疫力」についてお話します・・(続く)

投稿者 蒲田よしのクリニック

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