院長の健康まめ知識

2014年3月 7日 金曜日

禁煙を難しくする「ニコチン依存」・・克服する秘策とは!?

(続き)・・3月に入り、いよいよ「花粉症」が流行ってきています。鼻水や鼻詰まり、くしゃみ、目の痒みなどに苛まれ、クリニックにやって来る方が増えてきています。ここ数日は寒い日が続いていますが、来週あたり暖かくなると予想されており、そうなると花粉の飛散量が一気に増加します。ちょうどスギ花粉の飛散シーズンを迎えていますが、記録的な飛散量だった昨年に比べて、今年は多くの地域で昨年ほどの量ではないと予想されています。
スギ花粉は4月までがシーズンですが、それに続いてヒノキ花粉がやってきます。スギとヒノキのダブルでアレルギーの方は、5月いっぱいまでの長丁場の闘病となり、憂うつな日々が続きます。たた最近は、夏や秋、冬など一年を通して花粉症に悩まされる方が増えています。その場合、特定の種類の花粉というよりは環境物質、すなわちハウスダストやPM2.5などが関係している事が多いようです。


さて今回は、蒲田よしのクリニックに於ける「禁煙療法」について説明します。

タバコは肺がんを始めとして各種ガン、心臓病、脳卒中、肺気腫など様々な病気の原因となり、また美容の大敵です。さらに喫煙できる場所が年々少なくなり、吸える場所を探して右往左往しているのがスモーカーの悩みの種です。そしてタバコの値段がジワジワ上がってきており、そのうち1箱千円にもなるのでは、と囁かれています。そのような事情から、多くのスモーカーが「禁煙」に挑戦しています。
ところが一念発起して禁煙に取り組んだものの、挫折してしまう方が後を絶ちません。他のスモーカーの吸うタバコの誘惑に負けて、あるいはストレスやプレッシャーに苛まれてつい1本という感じで、気がついたらスモーカーに逆戻りしてしまうのです。また何回も禁煙に失敗して自信を失い、禁煙そのものを諦めてしまう方も少なくありません。世間でも「禁煙は難しい」と考える風潮がありますが、それは何故なのでしょうか。

その最大の理由は、タバコに「依存性」があるためと考えられています。スモーカーがしばらくタバコを吸わずにいると、時間の経過とともに無性にタバコが吸いたくなってきます。それでも吸えない状態が続くとイライラ感が募り、さらには冷や汗や手のふるえ、動悸などの「離脱症状(禁断症状)」が現れます。これはタバコの主成分の一つである「ニコチン」が体内から消失することにより生じます。
ニコチンは脳内にも微量ながら存在し、一種の「快感」を発生させる物質です。タバコを通して多量のニコチンが体内に入ってくると、ドーパミンという神経伝達物質の放出を強力に促します。ドーパミンは学習や集中力に関係しますが、同時に快感にも関わっています。ニコチンはコカインやヘロインに匹敵するほどの依存性をもたらします。すなわちスモーカーは「ニコチン依存症」に陥ってしまうのです。

スモーカーがタバコを吸ってホッと一息できるのは、吸った直後のほんの数十分間だけで、1時間経つか経たないうちに早くも次の1本が無性に吸いたくなります。ニコチンが体内から消える度に、追加のニコチンを補給することを強烈に欲するのです。そのためにヘビースモーカーの多くは朝起きるや否や、直ぐにタバコに火を付けます。しかし全てのスモーカーが朝からタバコを吸いたいと思う訳ではありません。
禁煙を難しくしているもう一つの、恐らくより強力な要素は「精神的依存」です。即ちタバコが「ストレスを緩和してくれるに違いない」とか「幸せにしてくれるのではないか」という淡い期待を抱いてしまうのです。これはタバコ会社やマスコミなどによって巧妙に仕掛けられた一種の「刷り込み」なのですが、これによって我々は「タバコがカッコいい」といったイメージを抱かされているのです。

禁煙をスムーズに行ない、一段上の健康を目指すには、これら肉体的および精神的な依存性を充分に軽減することが最大のポイントとなります。ニコチンへの肉体的依存に対しては、ごく微量のニコチンを含んだパッチ製剤を貼っておく、またはニコチンの作用をブロックする薬剤を内服する方法が保険適応で行なわれています。この方法により「ニコチン切れ」による肉体的な離脱症状をかなりの程度、抑制することが可能です。
一方の精神的依存に関しては、タバコに対する考え方を根本から改めることが必要です。タバコはストレス発散の妙薬、などと淡い期待を抱くのではなく、「ニコチン依存をもたらす麻薬性の中毒物質」と定義し、タバコを吸う人を「ニコチン依存症」にかかった人、というように捉えることが大切です。そのように考えれば、タバコを吸う行為がストレス発散に役立たないばかりか、問題を先送りすることに他ならないことがよく理解できるはずです。

さらに「一段上の健康」を目指すための手段の一つとして、禁煙を位置付けることがお勧めです。禁煙を単なる「苦行」ではなく、健康になるための「一里塚」として活用するのです。例えば食生活を改善する、運動をする、身体を温める、ヨガを行なうなどの健康法と同時進行で禁煙に取り組めば、禁煙は決して苦しいものではなく、有効かつワクワクする健康法の一つとなるのです・・(続く)

投稿者 蒲田よしのクリニック

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